オーストリアの鉄道

オーストリアの鉄道

オーストリアの鉄道(オーストリアのてつどう)は、主にオーストリア連邦鉄道によって営業される。オーストリアの鉄道網は総延長6,399 km(電化距離3,878 km)であり、軌間は1,435 mmの標準軌がほとんどだが、メーターゲージなどの狭軌も存在している。

オーストリアの鉄道の歴史は、ザルツブルクのホーエンザルツブルク城にある私設のケーブルカーであるライスツーク (Reißzug) から始まった。15世紀末に建設され、1515年に初めて書物に記載された。19世紀には、いくつかの馬車鉄道が建設され、1837年にオーストリア北部鉄道のうちウィーン – ブジェツラフ間が開通した。1884年に、オーストリア帝国鉄道(英語版)が建設され 、オーストリア=ハンガリー帝国の解体後、1923年にオーストリア連邦鉄道が設立された。

主要な鉄道路線のほかに、ケーブルカーやラック鉄道、廃線となった鉄道の一部を利用した保存鉄道が存在する。(ウィキペディアより

オーストリア連邦鉄道(ÖBB, Österreichische Bundesbahnen)は、オーストリアの国鉄事業を所管する国有企業グループである。

●レイルジェット(Railjet, RJ)

2008年12月14日から運転を開始した超特急列車。2時間サイクルのパターンダイヤが組まれている。ウィーンとオーストリア国内の各主要都市の他、プラハブダペストチューリヒ・ミュンヘンといった隣国の大都市にも直通する。(ウィキペディアより)レイルジェットは、1等・2等の他にビジネスクラスというアッパークラスがある。

●ユーロシティ(EuroCity、EC)

オーストリア国内の各都市と、国外(ドイツスイスイタリアチェコ・スロヴァキア・スロヴェニア・ハンガリーなど)の都市を結ぶ、国際特急列車。
オーストリアは、その地理的条件から、国際列車が数多く設定されている。かつては本数が多かったが、主要系統はレールジェットへの置換が進んでおり、現在はどの系統も一日数本の運転本数となっている。
“ÖBB-EuroCity”は、リニューアル客車主体で組成された国際特急列車(一部は国内のみの運行)の、オーストリア国内の種別名称である(オーストリア国外では通常の「ユーロシティ」となる)。(ウィキペディアより)

●インターシティー/ÖBB-InterCity(InterCity, IC, ÖIC)

オーストリア国内の各都市間を結ぶ特急列車。国外に足を伸ばすものもある。日本で言うと、JRの特急と性格が近い。ヴィーン – ザルツブルク間では、レールジェットより停車駅が多く、郡中心クラスの都市へのアクセスを担っている他(新幹線こだま・なすの等に近い)、アルプスを横断する路線で多くの本数が設定されている。”ÖBB-InterCity”は、リニューアル客車主体で組成された特急列車。EC・ÖEC・IC・ÖICはいずれも、オーストリア国内では基本的に同格で、主要幹線では1~2時間間隔のパターンダイヤとなっているほか、主要駅での異系統同士の相互接続も行われている。(ウィキペディアより)

●ナイトジェット(Nightjet, NJ)

EuroNightと同じく国際夜行寝台特急列車。2016年12月をもって全廃されたCNL(CityNightLine、シティナイトライン)の路線を再編し、オーストリア連邦鉄道が代替として出したものである。2017年12月のダイヤ改正以降、一つの列車種別として正式に登録された。2020年度内には新車が導入された。

●その他のÖBBの列車

Schnellzug(D)は急行列車、RegionalExpress(REX)は快速列車、Regionalzug(R)は普通列車。そのほか、ウィーン・ザルツブルク・グラーツ・インスブルック・ブレゲンツ・クラーゲンフルトの各近郊で運転されている都市近郊列車のSバーン(S-Bahn)がある。

オーストラリアは、ユーレイルグローバルパスおよびユーレイルオーストリアパスが有効である。

オーストリアで有効なワンカントリーパス(OCP)とグローバルパス(GP)は、国営鉄道会社 ÖBB が運行するすべての列車サービス、ROeEE/Raaberbahn が運営する鉄道路線のオーストリア部分、およびフィラッハからタルヴィージオ(イタリア)までの MICOTRA 線のオーストリア部分で使用できます。
オーストリアで有効なパスは、Regiojet および WESTbahn 列車でも使用できます。WESTbahn 列車の場合、パス所有者は、westbahn.at 経由でオンラインで、または追加料金で列車内で直接、ファーストクラス(1)またはコンフォートクラス(2+)へのアップグレードを購入できます。これは、ユーレイルおよびインターレイルのファーストクラス パス所有者にも適用されます(WESTbahn のファーストクラスおよびコンフォートクラスでは無料輸送はありません)。

国内線列車

鉄道会社・列車名オーストリアパス(OCP)グローバルパス(GP)予約
ウエストバーン(WB)利用可利用可任意
レイルジェットエキスプレス(RJX)利用可利用可任意(ビジネスは必須)
レイルジェット国内(RJ)利用可利用可任意(ビジネスは必須)
ユーロシティー(EC)利用可利用可任意
インターシティー(IC)利用可利用可任意
ラピッドトレイン(R)利用可利用可予約不可
リージョナルエキスプレス(REX)利用可利用可予約不可
Sバーン(ÖBBの運行に限る)利用可利用可予約不可
インターシティーバス(ÖBBの運行に限る)利用可利用可推奨 註1

国際線列車

鉄道会社・列車名オーストリアパス(OCP)グローバルパス(GP)予約
ラーバーバーン(ROeEE)国内のみ利用可利用可予約不可
レイルジェットエキスプレス(REX)国内のみ利用可利用可任意
レイルジェット(RX)国内のみ利用可利用可必須
ナイトジェット(夜行寝台)国内のみ利用可利用可必須
ユーロナイト(夜行寝台)利用不可利用可必須
ナイトトレイン(夜行列車)利用不可利用可必須
インターシティ(IC)国内のみ利用可利用可任意
インターシティーエキスプレス(ICE)国内のみ利用可利用可任意
ラピッドトレイン(R)国内のみ利用可利用可任意
ミコトラ線(REX)国内のみ利用可利用可必須
ユーロシティ(EC)国内のみ利用可利用可任意 註2
レイルジェットインターナショナル国内のみ利用可利用可任意 註3

註1 OBB インターシティバス: グラーツ – クラーゲンフルト路線の予約をお勧めします。

註2 ユーロシティーは、ポーランド行きの路線には予約が必須です。

2 ユーロシティ ブレンナーやトリエステなどイタリア行きの路線には追加料金が必要です。旅行者がイタリア行き/イタリア発のこれらの列車を利用する場合のみ(ユーロシティの場合はボローニャ – ボルツァーノ/ボルツァーノ路線、レイルジェットの場合はフィラッハ – ヴェネツィア路線など)、追加料金が適用されます(1等の場合は追加料金が15ユーロ、2等の場合は10ユーロ)。オーストリア国内またはオーストリアとドイツ間を旅行する場合、予約は任意であり、追加料金は必要ありません。

註3 レイルジェットインターナショナルでは、イタリア行きの路線には予約が必須です。

パスの特典

ユーレイルエイドオフィース

ウイーン

ウイーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)のÖBBラウンジにある。

●月~金の 6:00~23:30の営業

ザルツブルク

ザルツブルク中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)のÖBBラウンジにある。

●月~金の 5:45~22:00

●土・日の 6:30~22:00

インスブルック

インスブルック中央駅(Innsbruck Hauptbahnhof)のÖBBラウンジにある。

●月~金の 5:45~21:40

●土・日の 6:15~21:40

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EUR ユーロ
JPY 日本円
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