ユングフラウ鉄道グループのウェンゲンアルプ鉄道（Wengernalpbahn, WAB）は、スイスのベルナー・オーバーラント地方で運行される登山鉄道です。1893年に開業し、ラウターブルネンからヴェンゲン、クライネ・シャイデックを経由してグリンデルワルトまでを結ぶ全長約19.1kmの路線です。これは、世界最長のラック式登山鉄道として知られています。
鉄道は、標高2,061mのクライネ・シャイデック駅を中心に、アイガーやユングフラウなどの絶景を楽しみながら移動できる観光ルートとして人気です。特にヴェンゲンやグリンデルワルトといったリゾート地へのアクセスとして、多くの観光客や登山者に利用されています。また、ユングフラウ鉄道と接続しており、ユングフラウヨッホへのアクセスも可能です。鉄道は四季を通じて運行され、冬はスキー客にも便利な交通手段です。
ウェンゲンアルプ鉄道の自由旅行情報
ユーレイルグローバルパス・スイストラベルパスの割引
ユーレイルグローバルパス・スイストラベルパス保持者は、ラウターブルンネン～ミューレン、ラウターブルンネン～グリンデルワルトの区間が無料で利用できる。ミューレン～クライネ・シャイデック間とクライネシャイディック～グリンデルワルト間は、パスを見せれば25%割引の乗車券が買える。