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自由旅行準備 完璧ガイド


旅の始まりから終わりには1つの流れとパターンがあります。初めての人はもとより、ベテランとてぬかりなく旅行したいものです。この図を印刷して手帳や部屋に貼り付け、進行をチェックしながら進めましょう。
旅行準備

@旅行を思い立つ

A情報を集める

B旅行計画を立てる

C留守中の段取り

D航空券の予約

E渡航書類の準備

F旅のパーツの準備

G持ち物をそろえる

H最終チェック
出発日
旅行本番

@移動(あし)
A宿泊(まくら)
B食事(あご)

の確保をしながら観光・交流・視察・アクティビティーなど各自のお好みに応じて楽しみます。

旅行の形態によっては、旅行中でも渡航手続きや予約手続きが必要です。例えば、航空券の種類によっては必要な、リコンファーム(予約の再確認)は、現地でないとできません。

帰国日
旅行整理

@社会復帰

A留守中関係者へのお礼

B旅行記録の整理

C旅行中関係者へのお礼

Dつぎの旅の始まり
@出発日チェック
A自宅から空港へ
B航空会社チェックイン
C出国手続き
Dトランジット
E入国手続き
F両替
G空港からホテルへ
               
@帰国日チェック
Aホテルから空港へ
B再両替
C航空会社チェックイン
D出国手続き
E免税手続き
F免税品買い物 
Gトランジット 
H入国手続き 
I空港から自宅へ
               
※この図は、自由旅行者の利便のために作成した1つの典型であって、多様で自由な旅行を定式化するつもりはありませんので、念のため。


●準備−@旅を思い立つ・・・・・・半年〜一年前ぐらい
  • 旅のはじまり この瞬間にあなたの旅は始まったのです。映画に感動した。友人の話を聞いて行きたくなった。テレビで見ていってみたいと思った。失恋して気分転換したいと思った。仕事を変えたいと思った。自分を鍛えたいと思った。本に感動した。動機は様々ですが、旅はレジャーの王様(時間と金があれば、何をしたいかと聞くと旅行がしたいという答えが一番多い。)で、旅の中でも、海外自由旅行が、最高のぜいたくではないでしょうか。思い立ったが吉日です。実現するしないにかかわらず、思い立った日から、夢の実現のために、心が充実し、毎日がハッピーにすごせます。
●準備−A情報を集める・・・・・・思い立ったらすぐ
  • 身近な知人に尋ねる あなたの周りに、自由旅行の経験者がいれば、その体験談を聞いてみましょう。たいがいは、独断と偏見に満ちた?話がたくさん聞けるはずです。旅行をしてきた人は、他人にその話を自慢したがるのは、世の常です。失敗談は隠したがるのでなかなか聞けませんが、武勇伝ならよろこんで゙話してくれるでしょう。あまりコストがかかりませんので、なるべく多くの人に、体験を聞いてみましょう。


  • インターネットで調べる これは、「海外自由旅行.JP」の読者ならお手のものでしょう。インターネットは、旅行記の宝庫です。匿名の失敗談から、実名の自慢話まで、旅行に必要な情報を含めて、さまざまな旅行記がインターネット内にはあります。検索上位のものだけでなく、下位のものでも旅行記としては遜色ありません。リンクをたどるのも一つの方法です。でも、あんまり調べすぎると、夢が無くなってしまうかも知れませんね。自由旅行は、映画と 似た側面もあって、事前にある程度分かってしまうと現地に着いたときの感動がうすれるという場合があります。

  •  
  • 本を読む まず、その国の歴史を知ることが、旅を豊かにします。観光地にある銅像や、建造物が、いつ頃何のために造られたか知らないと、やはり旅の楽しみが半減してしまいます。語学の学習もひつようですが、日本語の本で良い本があれば、まず、その国の歴史の概要を読んでみましょう。このサイトとでは、各国ページの旅の本屋さんに、その国の歴史書を紹介しています。(管理人が読んだことがあるとは限りません。)



  • 語学の学習 海外旅行と言えば、やはり語学力が物をいいます。ましてや自由旅行は、語学力の差が、スムーズに旅行をする上で決定的な差につながります。かといって、英語や現地語が話せないと旅行できないわけではありません。ボディーラングエージで旅行をしている人もたくさんいます。移動をしたり、食事をしたり、宿に泊まったりは、言葉ができなくてもなんとかなりますが、やはり、込み入ったことは言葉ができないと困ることがたくさんあります。スペイン語圏やフランス語圏、ロシア語圏では、英語がほとんど通じないところもありますが、どれか一つといえば、やはり英語です。特に観光施設では、英語の通じるところが多いです。アメリカ人が一番旅行をしているからです。そういえば、世界三大旅行会社といえば、トーマスクック社、アメリカンエキスプレス社、ジェイティービーですが、 イギリスと米国と日本の会社です。アメリカ人と日本人は、世界中どこへ行っても出会います。中・南米やカリブを旅行するには、スペイン語、東欧や中央アジアはロシア語、アフリカ・中近東・南太平洋ではフランス語もかつて世界を植民・覇権支配した宗主国の言語として、広く通用します。語学ができると、旅行中は人気者です。他の旅行者に頼られたりもします。また、いくら英語やフランス語ができても、あいさつや最低限の会話は、現地語で話すのがエチケットです。ですから、現地語の学習もしておきましょう。 中国では、話せなくても筆談で意味が通じる場合が多いので、簡略体や初歩的文法を覚えていくと役に立ちます。韓国では、とりあえずハングルが読めるだけ(特訓すれば2週間で可能)でもずいぶんちがいます。日本で会話教室に通うのも、目標があるので楽しくなります。実践のチャンスもきますので、旅費を稼ぐとともに、語学の学習もがんばりましょう。
●準備−B旅行計画を立てる・・・・・・半年前〜三ヶ月前ぐらい
●準備−C留守中の段取り・・・・・・三ヶ月〜二ヶ月前ぐらい
  • 職場の引き継ぎ あなたがサラリーマンなら、休暇の申請を出さなければなりません。 有給であれ、無休であれ、日本の現状では、30日の連続休暇をとるのは非常に難しい情勢です。 欧州のように30日以上の連続休暇をとれるように、運動をすすめましょう。 旅行業を興したトーマスクックさんは、禁酒運動をすすめるなかで、労働者にお酒に変わる楽しみをつくらなければと、旅行を企画したのが始まりとか。 勤労市民や労働者の旅行は、労働運動と無縁ではありません。 欧米人の長期休暇は、市民運動や労働運動で獲得された制度です。 また、かつてアメリカでは、ベトナム戦争の兵役を拒否し、国外に旅行に出たヒッピーも自由旅行者の走りで、平和運動とも無縁ではありません。 仕事を求めて西部へ渡り、失業者たちの労働運動を歌で励まし続けた、ウッディーガスリーも自由旅行者の走りです。 本来、健全な自由旅行は、逃走(トウソウ)ではなく闘争(トウソウ)で獲得された、勤労市民の権利の1つです。 旅行を楽しみつつ、楽しく運動をすすめましょう。 そのためにも、仕事への影響が最小限(むしろ職場に最大限よい影響を与えるよう。)引き継ぎや告知、手続きなどの調整しておきましょう。 これがすまないと航空券の予約には入れません。


  • 学生・フリーター・退職者の場合 学生・フリーターや退職者の場合、上記の手続きは必要ありませんが、家族を説得したり、長期旅行でアパートを引き払う場合は、早めに大家さんに連絡する必要があります。 新聞・ガス・水道・牛乳を止めたり、手紙の転送手続き、知人への告知などは直前でもできますが、出発前にあわててやって、抜かりがあると行けません。
●準備−D航空券の予約・・・・・・三ヶ月〜二ヶ月前ぐらい
●準備−E渡航書類の準備・・・・・・二ヶ月〜一ヶ月前ぐらい
●準備−F旅のパーツの準備・・・・・・二ヶ月〜一ヶ月前ぐらい
●準備−G持ち物をそろえる・・・・・・一ヶ月〜二週間前ぐらい
●準備−H最終チェック・・・・・・一週間〜二週間前ぐらい
  • 他の人にもチェックしてもらおう 準備の仕上げは最終チェックです。リストなど他のベテランに見てもらって、漏れがないか意見を聞いておきましょう。持ち物の最終チェックのみならず、旅行計画全体をチェックする必要があります。出発直前では、調達できないものもあるので、一〜二週間前に完了しておく必要があります。あとは、初日の行動計画を立てて、体調を整えて、出発を待ちましょう。前日は早く寝て、出発当日朝は、早く起きましょう。


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