廈門市は、中華人民共和国福建省南部に位置する地級市。中華人民共和国の経済特区の1つであり、副省級市に指定されている。現時点では福建省唯一の副省級市でもある。
普通話における発音は「Xiàmén」(シャーメン)だが、日本を含めた他国では、閩南語の漳州方言の発音「Ē-mûi」(エームイ)に沿ったアモイ (Amoy) の名称で広く知られている(詳細は市名を参照)。
おすすめ観光地
鼓浪嶼 ・ Gulangyu ・コロンス島
鼓浪嶼(ころうしょ、閩南語白話字:Kó͘-lōng-sū、簡体字: 鼓浪屿=北京語発音はグーランユー)は、中華人民共和国の福建省廈門市思明区にある島。現地で話される閩南語の発音に基づいてコロンス島とも呼ばれる。かつて万国共同租界が置かれており、他国の影響も受けつつ独自の建築文化を発達させたことが評価され、2017年に世界遺産リストに登録された。
廈門は、アヘン戦争後の1842年に結ばれた南京条約で開港した5港の一つであったが、島には領事館が置かれ、西洋人が多く住んでいた。現在も洋館や教会などが存在する。
植民地時代、島に中国で唯一のピアノ博物館があったため、島は「ピアノの島(鋼琴之郷)」と呼ばれていた。その歴史的背景から、島内の小中高では音楽の専門授業を行っている。また厦門市の事実上の市歌となっている「コロンス島の波(鼓浪嶼之波)」という曲がある。現在は観光の島として、多くの観光客で賑わっている。島内には旧日本領事館のほか、オランダ領事館・スペイン領事館(カトリック教会を併設)・イギリス領事館などが現存している 。
バイク及び自動車の走行は禁止されていて、許可を得た観光営業用電気自動車のみ走行可能となっている。(ウィキペディアより)