■FFP(マイレッジプログラム) ・ FFPとは Frequent Flyer Proglamの頭文字で、マイレッジプログラムのことである。かつて、アメリカ国内線の航空運賃の自由化で競争が激しくなった時代、各社顧客を獲得しようとはじめたサービス。初めてその航空会社に乗ったときカードをつくっておくと、利用するごとに距離(マイル)に応じたポイントがつき、一定のポイントに達すると無料航空券や席のグレードアップの権利がもらえるというものだ。今では、世界中の航空会社に広がり、航空会社の業務提携グループによる系列化で、他社の便でも提携していればポイントが加算されるようになった。また、系列ホテルやレンタカー、さらには、提携クレジットカードによるショッピングのポイントも加算されるようになり、自由旅行初期におけるFFPの選択は、自由旅行者の航空会社選択にすくなくない影響を与えるようになった。 ・こだわりすぎないことも必要 ポイントがたまるのは楽しいが、 航空運賃が安ければポイントが入らない航空会社を選らんでも損したと考えることはない。たとえば、B社のカードで1万5千マイルもっている人がA社またはB社の航空券で1万マイルの旅行をしようとしていて、航空券の価格差がA社がB社より4万円安かったとしよう。この場合ポイントはたまらないがA社のチケットを買ったほうが明らかに得である。2万5千マイル程度でもらえる航空券はせいぜいアジア往復か国内航空券なので、その価値は、3〜5万程度ある。アジアへ行きたければ、差額で別の航空券を買ったほうがいい。マイルには有効期間やその航空会社の飛んでいる路線の制約があるが、現金にはない。また、今回A社のカードをつくっておけば、次回は、どちらの航空会社で飛んでも無料航空券がゲットできるわけだ。 ・ポイントの有効期限に注意 ポイントに有効期限のある会社とない会社がある。有効期限がある場合、ポイントを商品に換えられる航空会社もあるので、忘れずに商品に変えておこう。学生のうちならともかく、社会人になると、そう頻繁に海外旅行できるわけでもないので、ポイントに有効期間のないカードのほうがおすすめである。 ・自由旅行者の賢いマイレッジ活用法 カードを選ぶ際は、ボーナスポイントや他人へのポイントの譲渡など、比較しなければならない要素はたくさんあるが、以下の簡単比較表にあるように、ポイント無期限(変動があるかぎり無期限を含む)の無料カードを、系列ごとに1枚づつ作り、3枚のカードを作っておいて、航空会社を選ぶ際は、旅行に一番便利で安い航空会社を選ぶのが、最も賢明なマイレッジ活用法である。クレジット機能付きは、他のクレジットカードを持ってない人にはおすすめできるし、クレジットカードの利用によるポイント変動もマイル期限の延長になるカードならおすすめだ。
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■マイレッジプログラム簡単比較
※上記は2007年7月現在の情報にもとずき作成しました。 提携先航空会社や有効期限の詳細条件は、このサイズでは伝え切れません。 最新の情報・詳細情報はリンク先の各航空会社のサービスページでご確認ください。
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