●フランスホテル選びの基礎知識

■ホテルのグレード

   フランスのホテルのグレードは、1〜4星、4星L分かれている。もちろん4星Lが最高級である。このグレードは政府認定しているので、信頼できる が、この星は一定の基準の施設を備えているかないかの基準にすぎず、ホテルの一般的評価とは別のものだ。 星の数はホテルの入り口に張ってあるが、エクスペディアの星評価とは、必ずしも一致しない。



■ホテルの価格 とチップ

 フランスのホテルは基本的に室単位で料金が決められているいわゆるルームレートである。

  インターネットの発達した今日、自分で直接予約した方が安くなると思いがちだが、そんなことはない。自分で予約すれば、ホテルの定価にあたる業界でラックレートと呼ばれる一番高い料金で宿泊しなければならない場合が多い。旅行会社やホテル検索エンジンは、ラックレートよりかなり割り引かれたルームレートで契約しているので、特に、大規模な検索エンジンの方が安い室料で泊まれる傾向にある。そこで、このサイトの登場となるわけだが、数ある旅行会社ホテル予約サイトの中でも、直契約の割引ホテル数で、世界最大級のエクスペディアを利用することで、一定の条件下で最低価格で予約することができるのである。

 フランスはチップの習慣のある国である。チップで生活をしている従業員もおり額の大小は別として、サービスを受けたら、チップをさなければならなない。 ポワチェリエ(ドアマン)にタクシーを呼んでもらったら1ユーロ程度、バガジスト(ポーター)は、荷物1個につき1〜2ユーロ、ルームサービスは食事代の10%ぐらい、メイドは、ベッド1つにつき1ユーロ程度である。



■ホテルの設備

  三つ星以上のホテルなら、そこそこの設備が期待できるが、2星以下のホテルは日本のビジネスホテルクラスで、バスタブのないホテルも多い。 エクスペディアの情報ページには、設備の詳細がでているので、よく、チェックしてから予約した方がいい。

 

■ホテルの安全性

  フランスでは、ヨーロッパの他の国同様、盗難事故には充分な注意が必要だ。高級ホテルなら、部屋にセーフティーを備えたホテルや フロントで貴重品をあずかってくれるホテルもあるが、 中級以下のホテルでは、自分で肌身離さず身につけている必要がある。ホテルは、誰でも出入りできる場所なので、貴重品を部屋に放置するのは、絶対にやめよう。